ビオラクラス

ビオラは弦楽アンサンブルで、「縁の下の力持ち」と呼ばれています。
周りの楽器の音を引き立てる重要な役割を果たします。一説によると、人間の声に一番近い音域とも言われ、「音楽療法」にも良く用いられる楽器です。今後アンサンブルやオーケストラに入団したいとお考えの方にもとても人気のある楽器です。

個体差はありますがビオラは全体の長さがヴァイオリンよりも10cm程長く、一回り大きいサイズとなっています。音域はヴァイオリンの5度下まで出ます。横幅もヴァイオリンより横長に見えるものも多く、厚み(横板の高さ)もヴァイオリンより厚いものが大半です。弓も10グラム程重いです。
ヴァイオリンとビオラは共通点が多く、両方を弾きこなす人も珍しくはありません。

ビオラを始めてみたい。
ヴァイオリンとは違う魅力を感じたい。
アンサンブルで演奏する曲を見て欲しい等、
様々なご要望にもお応えします。

導入レッスン

  • 楽器の大きさに慣れます。

  • 正しい楽器本体の構え方、姿勢を身に着けます。

  • 弓を正しく持ち、まっすぐ奏けるようにします。(弓自体の振動を生かす持ち方)

  • アルト記号(ハ音記号)の読み方を覚えます。

初級レッスン

  • ビオラはヴァイオリンよりも弦長が長いため、より手を大きく広げる必要があります。ヴァイオリン以上に左手のフォームには配慮が必要です。

  • 様々な部位で弓を使えるようにします。

  • 基礎的な楽譜の読み方を学び1人で譜読みができるようになる事を目指します。

中級レッスン

  • 主に弓の使い方に重点をおきます。
    「楽器を響かせる」という意識がヴァイオリン以上に必要となります。弓幅を抑え、軽い圧力で弾いたほうが本体が響きます。

  • C線(一番低い弦)を上手に鳴らす事を学びます。
    重い弦を振動させているという意識が重要

上級レッスン

  • 音楽的表現を豊かに、レパートリーを増やします。

  • ハーモニー(和声/調和)を重視しアンサンブルに必要な経験を積みます。

  • 無伴奏楽曲を演奏できる様、テクニックを身に着けます。

受験・コンクールレッスン

  • 受験対策レッスンでは、希望音楽大学受験ティーチング・教育学部音楽学科受験に必要な演奏力・楽典・ソルフェージュ・新曲視唱・論文・面接対策を含め進めていきます。

  • コンクールレッスンでは、受賞に必要なスキルを身に着けます。

インクルーシブレッスン

  • 「音楽を楽しむ」「音と友達になる」個性溢れる皆様に合わせた、二人三脚のレッスンです。レッスンスタイルは様々。お絵描き、シール、リズム遊び、作曲等、音に触れて感性を磨いていきます。ギフテッドの方にも対応しております。

  • 演奏する事は勿論ですが、とにかく空間と雰囲気にまずは慣れる事が大切です。